2010-09-12

銀座目利き百貨街

銀座・松屋の8Fで開催中の企画展「2010年度日本デザインコミッティー主催の「銀座目利き百貨街」。

「銀座目利き百貨街」は四十九人の店主、建築家、博物学者、茶道家、デザイナー、現代美術家、編集者、骨董店店主、脚本家、イラストレーター、評論家、造形家、キュレーター、和紙職人、プロデューサーなど、物を見る目の力が問われる仕事をしている方々に、それぞれ眼力を発揮してもらい、普段では見かけない、逸品、稀少品、珍品の数々を取りそろえ、展示・販売するという企画です。

この企画に揃えられているモノのほとんどは、自分が田舎町の雑貨屋で見かけてもまったく見向きもしないものだと思うのですが(そもそも雑貨屋に行くということも稀)、その筋の人、つまり目利きがレコメンドしている商品だということで、欲しいかもと思ってしまうからあら不思議。

普段自分が欲しいと思っているものは、広告やメディアなどを通じて知るだけの極めて限定的なモノであることを改めて思いました。ソーシャルを通じての発見(セレンディピティ)がこれからはさらに増えていくと思いますが、この切り口でのEコマースはまだあまりないような気がするので狙い目だと思います。

ちなみに、FacebookのAPIを利用したLevi'sのサイトが、ソーシャルコマースの代表事例的にいわれていますが、あれはただのFacebookのAPIを組み込んで作り込んであるだけで、まだまだ成功事例というには程遠い完成度だと思います。まったく購買意欲があがってきませんし…。

銀座目利き百貨街の仕組みを、どうWebに落としていくかという方向性にひとつの可能性を感じました。

2010-09-10

mixiの新たな幕が開けた日~mixi meetup 2010~

mixi meetup 2010に参加に参加してきました。

会場のザ・プリンス パークタワー東京には、外見から判断するにIT業界以外の人も多数来場しており、日本のソーシャルメディアに対する認知や浸透を肌で感じました。

今回発表されたプラットフォームなどについては、既にmixiの公式ページや様々な人のブログに記載されているので、シンプルに感想だけをまとめておこうと思います。

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①ソーシャルP/Fに対する方針について
mixiがしっかりと着実に、ソーシャルプラットフォームを作っていることを知ることができとても好感をもてました。GREEやモバゲーの展開に惑わされず、リアルのソーシャルグラフを軸にしていくという方針にブレはないと感じました。

②mixiチェックに続き、mixiいいね!が12月に一般開放
mixiチェックが本日より一般開放され、誰でもmixiチェックを利用することが可能になりました。さっそくこのブログにも貼ってみましたが、10分程度で簡単に実装できます。また、mixiいいね!も12月に一般開放するという発表があり、あらゆるサイトにmixiのPluginが導入されていくと思います。また、PCのみならず、モバイルでも提供しているのがすごいところ。

「FacebookのShare≒mixiチェック」、「FacebookのLike≒mixiいいね!」に値するのですが、元祖や本家は置いておいて、予定通り年内に提供できるのであれば、mixiのPluginが日本ではスタンダードになるでしょうから、日本進出を目指すFacebookには痛手でしょう。

③mixiプラットフォーム導入企業
ヤフー、楽天、DeNA、はてななど、20企業50サイトで既にmixiのプラットフォームを導入開始しています。日本のITのリーディングカンパニーが導入しているので、今後さらにmixiのソーシャルグラフを利用するサイトは増えていくことでしょう。また、各サービスの情報がmixiのグラフを通じて、流通することになると思います。

④mixiとモバゲー、そのときにグリーは?
mixiとモバゲーが、共同で事業展開もする可能性があるという発言がありました。リップサービスという可能性のほうが高いですが、ソーシャルグラフの性質も違いますし、お互いの強みを活かし、弱みを補うという展開は可能でしょう。おそらくmixiはソーシャルゲームを作っていくこともないでしょうし、モバゲーもリアルのソーシャルグラフを手に入れるということもないでしょう。二兎を追うではないですが、同日にGREEいいね!を発表したGREEはいままさに事業の方向性を決定するタイミングかと。

⑤renren、Cyworldとアライアンス締結
世界最大のSNSであるFacebookが浸透していない残りわずかな国である、日本、中国、韓国の最大手のSNSが手を組んだところが注目です。共通のプラットフォームにしていき、相互のSAPの国外での展開を容易にするということです。共通化の難易度は高いと思いますが、政治の世界では実現しないことが、ITの世界でまずはアライアンスを締結したというところが興味深いです。
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今回、mixi meetup 2010に参加に参加して、mixiのダイナミックを知ることができ本当に良かったです。久しくmixiでの投稿活動をしてませんでしたが、改めてmixiをしっかりと使い始めてみようと思い始めました。

mixi meetup 2010をきっかけに、mixiの次の展開への幕が開けた…ということを体感した一日でした。